遺言の検認がなかなかできない・・・

自筆証書遺言を使用できるようになるまでに3ヶ月
先日、久しぶりに自筆証書遺言の検認手続きをすることになりました。
相続税の申告も必要で、はやく手続きをしようと思い、司法書士が家庭裁判所に申し立てを行いました。
そこまでは良かったのですが、検認の候補日がなかなか決まりません。
遺言検認の事件が増えているせいもあるのか、家庭裁判所が大混雑・・・。
なんと、直近の候補日が2ヶ月後の1日だけ!
しかも、その日は依頼者がどうしても都合が悪く、次の候補日を聞くとなんと3ヶ月後。
さらにその日がダメだと、4ヶ月後になるとか。
なんとか3ヶ月後の候補日を申し込み、検認の日がようやく決まりました。
先日、葬儀会社の人が「火葬場が混雑して、葬儀の日がなかなか決まらない・・・」とぼやいていましたが、遺言も同じことが言えますね。
家庭裁判所が混雑していて、遺言が使えない・・
遺言を書くのはいいのですが、検認をして使えるようになるまでに6ヶ月かかるなんてことも起こりそうです。
セミナーでは、やはり「自筆証書遺言ではなく、公正証書遺言をつくりましょう!」と伝えなければいけませんね。
神戸でも2ヶ月後ですから、大阪や東京の家庭裁判所では3ヶ月後、4ヶ月後ということもありそうです。
ぜひ、最寄りの家庭裁判所で、検認申し立てまで、どのくらいの時間がかかるのか調べてみてください。
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