スマホで相続手続き~「エイジテック」新興勢がけん引~

ついにこの時代が来ました。
スマホで相続手続きができる時代が!

戸籍収集も登記も申告も預金の解約も・・・
今は戸籍収集と相続登記だけですが、そのうち全てがスマホに集約されてしまいそうですね。
代行作業と自動化システムによって、ますます便利になっていくことは間違いありません。

手続きが簡素化されていく流れの中で、本質をきちんと理解しているプロフェッショナルしか生き残れない時代になりそうです。
私たちも、ますますの研鑽が必要ですね!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

高齢化社会の課題をクラウドなどデジタル技術で解決する「エイジテック」を手掛けるスタートアップが増えている。煩雑な不動産の相続手続きを簡単にしたり、親が認知症になる前に家族で財産を管理したりできるサービスなどが登場。高齢化は日本だけでなく世界で進行しており、投資マネーも流れ込んでいる。

不動産の名義変更には亡くなった人の戸籍謄本や住民票などが必要。何度も役所に足を運んだり、郵送で請求したりと手間がかかる。こうした煩雑な作業を代行し、一部は自動化するシステムを開発。利用者はスマートフォンなどで必要な情報を入力するだけで相続手続きを完結できる。

料金は1人あたり6万9800円と司法書士などが手掛ける代行サービスの半分以下に設定。サービス開始から2年で約8000件の名義変更を手掛けた。今後は預貯金や相続税の分野を攻めたいようだ。

エイジテックが注目される背景には高齢者にもスマホが普及し、デジタル化の恩恵を受けやすくなってきたことがある。
(令和3年9月8日 日本経済新聞より抜粋)

by
関連記事