自治体、窓口を一つにして遺族手続きを丸ごと支援

市役所での、死後の手続きが簡素化されることは、とってもいいことです。
いろんな窓口をたらいまわしにされたり、同じ説明を何度もさせられたり、しかも同じ建物の中にある同じ役所でのことです。
遺族の方の心労や体力的な負担は、これまでとても重いものでした。
それが、少しでも緩和されるとしたら、これが本当の便利な行政サービスです。
とはいえ、相続の手続をサポートする我々としては、役所に仕事をとってかわられるかもしれないという危惧もありますが、多死社会の中で一人でも多くの遺族が、煩わしさから解放されることに関しては、大賛成です!
大分の別府市から始まった制度ですが、神奈川の大和市にもでき、私どもの近くの三田市でも始まりました。
神戸市でも、一日でもはやいスタートを待っています。
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老親をはじめとする家族を亡くした際に必要な手続きを、ワンストップでできる自治体の窓口「ご遺族支援コーナー」が広がり始めた。
複数の部署を回る手間を省き、提出書類も簡略に。年間130万人が亡くなる多死社会を迎えるなか、高齢の同居遺族、離れて暮らす親族らの負担を軽くする取り組みだ。
兵庫県三田市の1階。市民向け窓口が並ぶカウンターの一角に「おくやみコーナー」が7月に新設された。
これまで市では担当課ごとに書類の提出を求めていたため、多い人では13課にわたり50を超える手続きをする必要があった。
提出する書類に名前や生年月日を自動で印字し、詳しい説明が必要な場合は各課の担当職員を呼ぶ仕組みで、遺族は窓口から動かずに済む。
こうした窓口のモデルとなっているのが、2016年5月に大分県別府市が開設した「おくやみコーナー」。
行政サービスの見直しが始まっている。
(平成30年11月7日 日本経済新聞より抜粋)

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